JNetHacker's Bible
for NetHack
2002/05/13
命中率は以下の計算によって算出される:
| 命中率 = (レベル + 運 + 武器命中 + 敵のAC + その他ボーナス) * 5 (%) |
武器強度 + 武器命中修正 + アーティファクト修正 + 技能ボーナス
| 力・器用さでボーナスが入る | 下の表を参照 |
| 荷物が重い | 下の表を参照 |
| 自分がレベル2以下の時 | +1 |
| 自分がエルフで、敵がオークの時 | +1 |
| 自分が罠にかかっている | -3 |
| 武器が祝福されていて、敵が悪魔・アンデッド | +2 |
| 武器が槍系で、敵がゾーン、ドラゴン、ジャバウォック、ナーガ、巨人系 | +2 |
| 武器がトライデントで、敵が水の中で泳いでいる | +4 |
| 武器がトライデントで、敵がウナギ、泳げる蛇系 | +2 |
| 武器がつるはし系で、敵がゾーン or 土の精 | +2 |
| 敵が眩暈 | +2 |
| 敵が怯え | +2 |
| 敵が睡眠 | +2 |
| 敵が麻痺 | +4 |
| 力 | 〜 5 | 6 〜 7 | 8 〜 16 | 17 〜 18/50 | 18/51〜18/99 | 19 〜 25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ボーナス | -2 | -1 | 0 | 1 | 2 | 3 |
| 器用さ | 〜 3 | 4 〜 5 | 6 〜 7 | 8 〜 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ボーナス | -3 | -2 | -1 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 荷物 | 身軽 | よろめき | 圧迫 | 限界 | 荷重 | 超過 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ボーナス | 0 | -1 | -3 | -5 | -7 | -9 |
| 命中率 = (投射物体命中 + 武器強度 + レベル + 運 + 敵のAC - 距離 + その他ボーナス + 2) * 5 (%) |
| 鉄球(自分にくっついていない) | +4 |
| 岩 | +6 |
| その他 | 武器の命中率 |
距離の影響は最大 7 まで。
| 器用さボーナス | 下の表参照 |
| 適切な武器を装備していない | -4、武器強度修正なくなる |
| 武器が弓の場合、金属の小手が邪魔になる | 力の小手:-2、お手玉の小手:-3 |
| 自分が侍またはエルフで、武器が弓の時 | +1 |
| 自分が侍で、投射アイテムが弓(yumi)の時 | +1 |
| 自分がエルフで、投射アイテムがエルフの弓の時 | +1 |
| 自分がエルフで、敵がオークの時 | +1 |
| 敵が寝ている | +2 |
| 敵が動けない | +4 |
| 投射アイテムがブーメラン | +4 |
| 敵の大きさ |
| 器用さ | 〜 3 | 4 〜 5 | 6 〜 7 | 8 〜 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ボーナス | -3 | -2 | -1 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
攻撃した時に多少のステータスボーナスが入る意外は、そんなに変わらない模様。
マリリスに変化すると、6 回攻撃が可能になります。単純にダメージは 6 倍。JNetHack 中最強の攻撃法です。ただし、制限時間付きなのと、変化中に攻撃されると弱いので実用性にはそんなに向いていません。
盗賊がグレイスワンダーなどの 2 倍ダメージを装備した状態で背後攻撃すると、背後攻撃までダメージ 2 倍になるので凄まじいダメージになります。
背後攻撃をするには、怯えの魔法や高価なカメラ、鏡を駆使しましょう。レベルは 30 で。グレイスワンダー/ファイアブランド/フロストブランドを入手するの唯一の難関。でも、これさえクリアすれば安定したダメージを与えられます。
武器技能とは、各武器の熟練度を示すもので、高ければその系統の武器の攻撃力と命中率が高まります。これは、各系統にたいして 初心者(Unskilled)、入門者(Basic)、熟練者(Skilled)、エキスパート(Expert)、素手とマーシャルアーツの場合のみさらにマスター(Master)、グランドマスター(Grand Master) があり、順に上がります。特殊なものとして、制限(Restricted)があります。この状態は、この系統の武器に対して全く適しておらず、上がることがないことを示します。初心者の前に当たる状態です。
武器技能を習得するには、まずその系統の武器を使用しなければなりません。入門者になるには 20 回、熟練者になるには 80 回、エキスパートになるには 180 回、マスターになるには 320 回、グランドマスターになるには 500 回、正しく武器を使用する必要があります。
また、武器技能を習得するには、スキルポイントが必要です。入門者になるには 1 、熟練者になるには 2 、エキスパートになるには 3 必要。素手 or マーシャルアーツの場合、入門者/熟練者は 1 、エキスパート/マスターは 2 、グランドマスターになるには 3 必要です。スキルポイントは、レベルが 1 あがるごとに 1 もらえます。レベル 30 以降は増えないので、最終的に上げられる技能数には限界があります。
他に、各系統別には上げる限界があり、これはクラスによって種類が違います。エキスパートまで上げられる武器は、かなり限られています。最後に、技能を上げる回数には制限があります。その回数は 60 回。しかし、この条件を満たすことはないはず…???
以上の条件を満たしていれば、いつでも [#e]nhance コマンドで上げることができます。
以下の値が、各攻撃に対して修正されます。
| 技能レベル | 制限 | 初心者 | 入門者 | 熟練者 | エキス.. | マスター | グラン... |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 通常ダメージ | -2 | -2 | 0 | 1 | 2 | --- | --- |
| 素手/マーシャル | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 |
| 通常命中率 | -4 | -4 | 0 | 2 | 3 | --- | --- |
| 素手/マーシャル | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 | 3 |
| 二刀流 | -9 | -9 | -7 | -5 | -3 | --- | --- |
見たら分かりますが、技能で最も影響が大きいのは、命中率の初心者と入門者かの分かれ目のところです。技能が初心者であると、武器を当てるのが極めて大変である。また、入門者にでもなれば、かなりましになる。これを良く覚えておきましょう。
制限された技能は、決して上げることはできませんが、ごく稀に制限が解除されることもあります。それは神からアーティファクトをもらった場合です。この場合、そのアーティファクトの系統の技能の制限が解除されます。(ただし、その場合、入門者までしか上がりません。)
| 系統 | 武器 |
|---|---|
| 短剣 | 短剣 エルフの短剣 オークの短剣 アサメ |
| ナイフ | ナイフ スティレット ワームの歯 クリスナイフ メス |
| 斧 | 斧 戦斧 |
| つるはし | つるはし ドワーフのつるはし |
| 小剣 | 小剣 ドワーフの小剣 エルフの小剣 オークの小剣 |
| 幅広の剣 | 幅広の剣 エルフの幅広の剣 ルーンの剣 |
| 長剣 | 長剣 刀 |
| 両手持ちの剣 | 両手持ちの剣 剣(tsurugi) |
| 三日月刀 | 三日月刀 |
| サーベル | 銀のサーベル |
| こん棒 | こん棒 アキリス |
| メイス | メイス |
| モーニングスター | モーニングスター |
| フレイル | フレイル |
| ウォーハンマー | ウォーハンマー |
| 六尺棒 | 六尺棒 |
| 長斧 | パルチザン ランサー スペタム グレイブ ハルバード バーディック ボルゲ 槍剣 ギザルム ビル・ギザルム ルッツェルンハンマー ベック・ド・コルバン |
| 槍 | 槍 エルフの槍 オークの槍 ドワーフの槍 |
| ジャベリン | ジャベリン |
| トライデント | トライデント |
| ランス | ランス |
| 弓 | 弓 エルフの弓 オークの弓 弓(yumi) |
| スリング | スリング |
| クロスボウ | クロスボウ |
| 投げ矢 | 投げ矢 |
| 手裏剣 | 手裏剣 |
| ブーメラン | ブーメラン |
| 鞭 | 鞭 |
| ゴムホース | ゴムホース |
| ユニコーンの角 | ユニコーンの角 |
魔法を使うには、まず魔法を覚えなければなりません。魔法は、魔法書を読むことで覚えることができます。この時、自分のレベルに不相応な魔法書を読んだり、呪われた魔法書を読んだりすると、覚えるのに失敗し、良くないことが起こります。
覚えた魔法は、唱えることで使うことができます。魔法を唱えると一定の確率で成功し、成功すると効果を発揮します。魔法は成功すると MP を消費し、失敗してもいくらか消費します。
魔法の成功率には、様々な環境が影響します。特に、クラスによって大きく違います。まず、基本的に成功率は、クラス固有の魔法への相性と、知力または賢さで決まります。ステータスがどちらに影響されるかは、クラスによって違います。
次に、レベルは重要です。魔法のレベルに応じて、一定のレベルが必要とされ、それに足りないと、成功率が大幅に減ります。逆にそのレベルを大きく越えていると、成功率が上がります。
また、あなたの装備も大きく影響します。魔法は金属を嫌うので、金属性の防具(知力の兜除く)を装備すると失率が増大します。また、盾は魔法を唱えるのを邪魔するので、装備するといくらか失率が増えます。
その他、回復系魔法との相性や、各クラスの得意魔法など、様々な要素がありますが、これらは上の条件ほど影響することはありません。
魔法を何度も使っていると、魔法が消耗されてきて、その旨の警告が出ます。こうなると、魔法書を読み直して覚え直さなければなりません。読み直すと、またしばらくの間使えるようになります。魔法書は何度も読み直すと、そのうち白紙になってしまうので、一つの魔法書で無限に魔法を使うことは出来ません。
警告を無視して読み直さずに魔法を使い続けると、完全に魔法を消耗しきってしまいます。こうなるともう魔法を使うことはできず、魔法を唱えようとするとその旨のメッセージが出て混乱します。ちなみにこれを使えばいつでも混乱できますが、そこまでする必要があるかどうかは不明。荷物にならないのが利点?
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